外観・院内の様子
東浅川歯科診療所・前院長である金子和敬先生の後を引き継ぎ、2022年10月、院長に就任しました元野道隆と申します。
金子前院長は、約30年にもわたって地域に根差し、小さなお子さまからお年寄りまで幅広い年代の患者さまの歯科診療に取り組んでこられました。金子先生より医院の継承のお話しを頂いたとき、来院される患者さまの年齢層・目的はさまざまであるとお聞きし、私が目指したい歯科医療と通じるものがあると感じ、お話をお受けすることを決意いたしました。
口腔内の健康は、誰にとっても大きな価値があるものです。金子先生が大切にしてきた 『安心できる、地域のかかりつけ医』を目指し、患者さんの目線を大切に、「歯をなるべく抜かない治療」に力を入れて行きたいと思います。
金子先生には、現在も週に数回診療を行って頂いていますが、金子先生に恥じないような歯科医院にできるよう、日々ベストを尽くし、皆さまのお口の健康、そしてお口を通した身体全体の健康の維持・増進に寄与できればと思っています。
私は北海道出身で、2017年より八王子に移り住みました。以前は八王子駅近くの歯科医院に勤務していました。休日は、子どもがいる生活なので近隣地域の外出先も増え、子どもを通じてコミュニティも広がり、今では、八王子は第二の地元のように感じています。
歯科医師を目指したきっかけは、叔父が歯科医師だったこと、また、幼少期に祖父が入れ歯で苦労しているのを近くで見てきた中で、口腔内の環境が生涯のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）に関係していることを知ったことが大きかったです。口腔内で困っている人を助ける仕事がしたいと、歯科医師を志しました。
以前、３０U３０という35歳までの歯科医師を対象としたスタディグループに参加させてもらい、同年代の歯科医師と一緒にレベルの高い歯科治療・考え方を学び、自分もそういう先生方と一緒にいろいろな勉強をしながら患者さんへの歯科治療に還元したいという思いを強くしました。勤務医では限界があると考え、開業を模索していたタイミングで、金子先生より医院継承のお話を頂きました。今でも、そこで知り合った先生方とは月１回症例を持ち寄って勉強会をしています。
歯科医師では珍しいと思いますが、実は私は、プロ選手としてアイスホッケーチームで5年間ほど活動していました。幼少期からアイスホッケーを始め、歯学部卒業後にオファーを頂く機会に恵まれたため、人生は一度きりですからチャレンジしてみたいと思い、プロチームに所属。アイスホッケーと並行して歯科医師として勤務していました。最初から30歳までと決めていたこともあって引退しましたが、歯科医療に繋がる学びもありました。アイスホッケーはチームスポーツなので、お互いを尊重し、助け合いながら一つの目標を達成します。歯科医療でも、患者さまの見えないところで歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士などチーム連携が大切になってきます。皆でコミットしていく経験は、僕の目指している歯科医療にも通じるものがあり、貴重な体験をさせてもらったと思います。
今も選手時代と同様に、歯科治療にも妥協はせず、ベストを尽くす姿勢で準備しています。日本体育協会公認スポーツデンティストの認定医を取得したので、スポーツ界で歯科医師が担う役割を広げ、活動できたらとも思っています。
診療の方針としては、ただ治すだけでなく、予防にも力を入れて地域の皆さまのお口の健康を守っていきたいと考えています。痛みが出たりしないとなかなか歯医者に行かないという方は多いと思いますが、症状が悪化してからの治療は、やはり患者さんにとってあまり気持ちのいいものではなく、ストレスを感じるのが普通だと思います。
患者さま自身の日頃のケアと定期的な歯科医師によるチェック・メンテナンスによって、お口のさまざまなトラブルを未然に防ぐことができます。お子さまの歯は大人よりもやわらかく虫歯になりやすいですし、大人でも加齢とともに口腔環境が変わってきたりします。口腔内の細菌は、血管や気管を通して全身に届くため、さまざまな病気の発症・悪化のリスクがあることが知られています。
大人でも歯医者は苦手という方は多いと思いますが、治療のためだけではなく、気軽に定期検診にも来院していただけたら嬉しいです。そのためにも、いつも最良の治療をすること、きちんと患者さまに説明すること、皆さまがなんでも相談しやすい雰囲気を作ることを心がけて診察にあたっています。
毎月1回、第3日曜日に矯正担当医による矯正治療を行っております。
初回無料相談も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
